道は22日午後5時から、道庁で記者会見し、同日新たに確認された新型コロナウイルスの感染者8人に関する情報を発表した。渡島管内とされた3人中2人は函館市内で、うち1人は看護師。もう1人は渡島総合振興局管内とのみ発表した。
函館の感染者は、50代の女性看護師と60代の無職男性。渡島総合振興局管内の1人は80代の無職男性。
50代女性看護師は、17日に発症し、22日に感染を確認。先に感染確認された七飯町議との接触があったとしている。60代男性は10日に発熱で医療機関を受診、19日に別の医療機関に入院していた。
渡島管内の80代男性は3日に呼吸が苦しいとして管内の医療機関に入院していた。
3人とも海外渡航歴はなく、道はともに行動歴や濃厚接触者を調査中としている。
道によると、渡島管内のほか、胆振管内(自治体名不明)で2人、上川管内(旭川市)で1人、石狩管内(江別市)で1人の計8人の感染を明らかにした。