市内の学生が中心となり、イベントなどを通じての人脈作りや、就職に向けた人材育成などを目的とした団体「創造塾」(島下大明代表)が今月上旬に発足した市内3大学から学生6人、社会人1人の計7人が創設メンバーとして参加学生以外にも高校生や社会人など幅広い年代の人材を募集し、規模拡大を目指すとともに、新幹線開業などの各種イベントに参加しながら地域を盛り上げていく
メンバーは道教育大函館校、はこだて未来大、北海道大水産学部の学生、社会人と幅広く、中学生の野球大会などでのボランティア活動を通じて知り合った
塾は函館市青年センターを拠点に、定期的に集まって活動を協議人脈作りの一環として1カ月に1回ペースで、さまざまな業界で活躍する人を講師として招いた講演会を開催するまた2018年の北海道150年事業や青函圏交流・連携会議などの各種事業へ参入し、企画をすることで地域活性化にもつなげていく
道教育大函館校4年の島下代表は「さらにメンバーを増やし、長く塾が続くような組織、団体にしていきたい」と意欲をみせる世話人として発足に携わった前田久雄さんは「学生にとって自信を付ける良い機会になると思うので、就職活動に向けて生かしてほしい塾で学んだことを将来の財産にしてほしい」と話していた(小林省悟)