清尚学院高校(土家康宏校長)は25日、同校で「アップルパイとスイートポテトの販売会」を開き、同校の生徒手作りのスイーツを買い求めようと、多くの市民が来校し、にぎわいを見せた。
日ごろの学びの成果を披露するとともに、市民に楽しんでもらおうと毎年開催している。今回は製菓衛生師科2年生がアップルパイ80ホール、調理科3年生がスイートポテト200個をそれぞれ前日から仕込んで調理を担当した。
この日は各科の代表生徒4人が店頭に立ち、スイーツを販売。午前10時半ごろから整理券を配布し、学校前には多くの市民が列を作り、券は30分ほどで完売となった。同11時半ごろから整理券を持った市民が来校し、目当ての商品を買い求めていた。来校した市内の大沼泰子さん(80)は「10時ごろに来たが、すでに大勢が並んでいた。家に帰って食べるのが楽しみ」と笑顔だった。
店頭での販売を担当した調理科3年の山口玲さん(18)は「昨日から準備をしていて売れるか不安だったが、多くの人が買いに来てくれてうれしかった。お客さまにに食べてもらうという貴重な経験ができて良かった」と話していた。(飯尾遼太)