【北斗】伊藤園函館支店(安住和之支店長)による、児童がお茶の入れ方などを学ぶセミナーがこのほど、久根別小学校(三上裕子校長)で行われた。
「お茶セミナー」は子どもからお年寄りまで広くお茶の魅力を知ってもらおうと同社が全国で開催している食育活動で、同支店が学校で開催するのは久根別小が初めて。
児童はお茶の歴史や成分、機能性などについて学んだ。同社の社員は児童に、お茶をおいしく入れるポイントとして①茶葉の量②お湯の量③お湯の温度④浸出時間-の4つを伝え、児童は実際に急須を使って茶葉でお茶を入れる体験を行った。
急須を初めて使う児童もおり、児童は茶葉の量を調整しながらお茶を入れ、クラスメートとの入れたお茶と味を比べるなどして楽しんだ。古川旦(あした)君(5年)は「自分のは苦かったけれど、友達のはおいしかった。蒸らす時間で味が変わることが分かった」と笑顔で話し、安住支店長は「急須のない家庭も増える中、子どもたちに面白がってもらえて良かった。自宅でも家族にお茶を入れてほしい」と話していた。(大谷健人)