実業家の堀江貴文さんが函館の複数会場でゲストとの対談などを行うイベント「函館ホリエモン万博」が2020年1月11日、市内各所で開かれる。函館出身の人気ロックバンドGLAYの函館アリーナ公演(同10、11日)に合わせたコラボレーション企画。対談企画をはじめ、ワインやグルメも満喫できる函館初の街中分散型フェスとして、冬を熱く盛り上げる。(今井正一)
GLAYのメンバーと親交のある堀江さんは13年7月の緑の島や15年7月の函館アリーナで行われたGLAYのライブに参加し、函館での時間や料理も満喫。今回のGLAYのデビュー25周年を記念したアリーナツアーで函館公演が決定したことを受けて、コラボイベント実施で意気投合。ボーカルのTERUさんは「タカポン(堀江さん)の力で函館をもっと盛り上げてほしい」と〝ミッション〟を課したという。
イベントに向けて、堀江さんの運営する会員制コミュニティーサロン「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」のメンバーが函館に密着し、魅力の掘り起こしを図った。イベントは午前11時にスタートし、会場は大町からアリーナ周辺まで、市電で巡ることを想定して電停周辺の8会場を開設する。各会場では道産ワインやソフトドリンク、函館の高級グルメを味わえるよう準備を進めている。
堀江さんによる「怒涛の対談」は4会場で開催。GLAY、椎名林檎ら数々のアーティストの楽曲を手掛ける音楽プロデューサー亀田誠治さんが登場するほか、道南からは、スペイン料理店「レストラン バスク」の深谷宏治さん、函館黒船地域活性化協議会会長の小林一輝さん、今金町で農園を経営するNPO法人シゼトモオイコスの曽我井陽充理事長が登壇する。
主催する一般社団法人ホリエモン祭実行委員会は「GLAYのライブとコラボレーションした、最高の1日になることは間違いない」と確信している。
一般前売り対談のみ参加が3500円、ワイン飲み放題や特製グラスホルダー付きで6000円。VIPチケットは販売を終了。イベントにはGLAYメンバーの参加はなく、ライブへの入場もできない。詳細は公式ホームページ(https://expo.horiemon.com/hakodate/)へ。