雪を生かしたまちづくりを考えるイベント「2017ふゆトピア・フェアin函館」(実行委主催)が26、27の両日、函館市で初めて開かれる。「函館に集うヒト・モノ技術から北の暮らしのイノベーション」をテーマに、シンポジウムや展示会、研究発表会、除雪機械展示・実演会などが行われる。
北国の冬の課題の克服・利活用を図る狙いで、北海道、東北、北陸の3ブロックで順に毎年開催している。
メインのシンポは26日午後2時~同5時、市民会館大ホールで。酒場詩人でタレントの吉田類さんが「大人の好奇心を満たす旅へ~青函新時代に切り込む″旅人類〟」と題し基調講演。奥平理・函館高専教授をコーディネーターに、阿部千春・道縄文世界遺産推進室特別研究員、津山睦・道の駅みそぎの郷きこない観光コンシェルジュら5人が討論する。
展示会は26日午前10時~午後5時、27日午前10時~午後3時、函館アリーナメインアリーナで。北国の克雪、利雪、親雪に関する取り組みを発信する。
研究発表会は27日午前9時半~午後4時、市民会館小ホールで。除雪機械展示・実演会、競技会は26日午前10時~午後4時、27日午前10時~午後3時、函館競馬場駐車場で。いずれも入場無料。
シンポジウムは20日までに事前申し込みが必要。当日参加も可。申し込みは実行委事務局の道開発局(011・709・2311)へ。メール(hkdーkyーhuyutopia2017@mlit.go.jp)。(山崎大和)