大規模な鉄道模型やジオラマが楽しめる「カネモリトレインフェスティバル」(金森赤レンガ倉庫、金森赤煉瓦会主催)が15日、函館市末広町の金森赤レンガ倉庫・金森ホールで始まった。初日から大勢の鉄道愛好家や家族連れが訪れ、大迫力の展示物などを楽しんだ。17日まで。
金森赤レンガ倉庫と青函トンネルの開業30周年などを記念した企画。会場にはジオラマ制作集団「ぺたぞう電車王国」が、タカラトミー社の「プラレール」を使って仕上げた高さ2メートル、幅5メートルのトンネル型レイアウトなどの巨大な作品が並び、来場者の目を楽しませた。
このほか、函館市企業局交通部による市電運転シミュレーター体験や来場者が描いた電車の絵を映像化させて150インチのスクリーンを走らせる「紙トレインアプリ」のコーナーも人気だった。
両親と訪れた函館昭和小学校3年の佐藤柊生君(8)は「SL(蒸気機関車)が大好きで、模型がかっこ良かった。将来は運転してみたい」と笑顔を見せていた。(金子真人)