常温で持ち歩けるタラコの乾燥珍味
「一印高田水産」は1967年の創業以来、噴火湾産の新鮮な原料のみで製造を続ける水産加工会社。数年前から発色剤の使用を止めるなど、地元の漁師に敬意を表し素材を生かす商品作りに取り組んできた。昨年発売した「タラスミ」は、タラコの常温保存を目指して開発したカラスミ風珍味。スケソウダラの腹から原卵をさばいたその日に加工する大ぶりなタラコを、七飯町「箱館醸造」の特別純米酒「郷宝」に漬け込み、約120時間かけ低温乾燥熟成。ギュッと濃縮されたタラコ本来の旨みに、日本酒の風味とコクが加わり、酒が進む一品として新たなファンを獲得している。
(ハコラク 2023年5月号掲載)
一印 高田水産
鹿部町本別15
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