日常の中で選ばれるこだわりの味を作る
「ジョブシード」は、原則2年を区切りに障害がある人の就労スキル習得や就職活動をサポートし、就職後の定着支援にも力を注ぐ就労移行支援事業所。2024年に期間制限のない就労継続支援B型事業所を開始し、1つの法人でステップアップできる環境を整えている。
業務委託を受け使用済ロウソクを活用する着火剤を製造したり、古い着物を縫い合わせてコースターを作るなど、利用者の収入や自立につながるもの作りを行っている。2020年から手回しロースターを使ったコーヒー豆の焙煎作業に取り組み、事業所入口で豆の無人販売を始めた。作業場では利用者がハンドルを回しながら豆の爆ぜる音に耳を澄ませ、テストスプーンで焼き色を見ながらコーヒー豆を焼き上げ、冷やした豆を袋詰め。黒々とした豆で淹れたコーヒーは、見た目とは裏腹にまろやかな苦みと雑味のないすっきりとしたのど越しが楽しめる。「カップに浮かぶ泡は豆に含まれるガスが出たもので鮮度の証」と平野稔代表。現在は函館のスーパーに設置した自動販売機や郵便局での委託販売と販路を広げ、ふるさと納税返礼品にも出品。市民の暮らしに欠かせない味を目指している。
(ハコラク 2026年4月号掲載)
障害者就労 移行支援事業所
ジョブシード
自家焙煎 コーヒー豆
函館市深堀町1‐7
☎0138‐83‐8018
9:00~17:00
土・日曜、祝日定休
キャッシュレス決済利用可



