【札幌、小樽】道は10日、道内で13人が新型コロナウイルスの変異株に感染していることを確認したと発表した。変異株が道内で確認されたのは初めて。
同日確認されたのは、先に札幌、小樽の両市内で同ウイルス感染が確認されていた計13人。変異株PCR検査で陽性を示したことから、道立衛生研究所でゲノム解析し、そのデータから国立感染症研究所が確定判断した。変異株はいずれも英国型。
13人の内訳は札幌市12人、小樽市1人で、全員が入院措置を済ませている。道は「変異株は感染力が従来より強い可能性があるとされているが、3密回避、マスクの着用、手洗いなどの基本的な感染対策が有効」として、予防策の励行を呼び掛けている。