九州地方の豪雨災害を受け、函館開発建設部は14日、緊急災害対策派遣隊(TEC―FORCE、テックフォース)を編成し、被災地の熊本県に派遣した。
メンバーは道路計画課の山中昌也・上席道路計画専門官を班長とする5人で、21日まで現地の指揮に従い、道路の被災状況を調査する任務に当たる。
午前8時に同部庁舎で行った出発式では、樺澤孝人部長が「日頃培った技術力を存分に発揮し、良い成果を挙げてください」と訓示。山中班長が「被災地の方が一刻も早く日常生活を取り戻すため、復旧に向け道路の被災状況を調査する」と決意を述べ、出発した。
派遣に先駆けて、同部は13日付で樺澤部長を本部長とする応援対策本部を設置した。(鈴木 潤)