北海道の南に低気圧が発達しながら進んだ影響で、16日の渡島東部・西部、桧山南部は雨となり、局地的に激しく降った。函館地方気象台によると、降り始め(14日午前0時)から16日午後4時までの降水量は函館市泊町(戸井地区)で131・0ミリ、福島町千軒で97・0ミリを観測した。
函館市美原では午後3時ごろ、1時間に16・5ミリの雨が降ったほか、同気象台は午後10時、厚沢部町付近で1時間に約110ミリ降ったとして記録的短時間大雨情報を出した。同気象台によると、17日は午後から天気が回復する。
札幌管区気象台が同日に発表した向こう1カ月の道内の天候の見通しによると、平均気温は平年並みか高く、降水量は平年並みか多くなる見込み。日照時間は平年並みか少なくなる。(山崎純一)