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中核市幸福度、函館は42位 「教育」上位も「健康」最下位

 民間シンクタンクの日本総合研究所(東京)がまとめた2018年版の中核市幸福度ランキングで、函館市は全45市で42位だった。最下位に甘んじた16年の前回調査(42市対象)に続いて順位は低迷。同研究所は「自然と触れ合う環境が整備されている」と評価する一方、健康分野で最下位だったことから「健康増進に向けた取り組みが求められる」と指摘している。
 調査は、人口20万人以上の中核市の一部を除く45市が対象。人口増加率や一人当たりの市民所得といった基本指標に健康・文化・仕事・生活・教育の5分野を加えた全39項目でランク付けしている。
 5分野で評価が最も高かったのは、教育で10位。「教員1人当たり児童生徒数」が13・4人で3位、人口1人当たりの市立図書館の蔵書数を示す「図書冊数」で6位(3・2冊)と評価された。
 一方で、最下位の45位に沈んだ健康は「要介護等認定率」が43位(22・1%)、「平均寿命」が44位(81・4歳)、「健康診査受診率」が35位(29・8%)と振るわなかった。
 生活は、人口1人当たりの「都市公園面積」が22・8平方メートルで2位につけたが、「生活保護受給率」が最下位(7・7%)だったのが響き、36位。43位の仕事は、若者完全失業率が42位(7・2%)、女性の労働力人口比率は45・1%にとどまり、43位。文化は31位だった。
 函館は、民間コンサルタント会社のブランド総合研究所(東京)が行う地域ブランド調査でこれまで1位を4回獲得。しかし、幸福度は下位に低迷し、こうした正反対の結果がおととしの市議会でも取り上げられて話題を呼んだ。今回の結果を受け、市企画部は「健康で安心に暮らしていけるまちづくりを目指し、今後も引き続き努力したい」としている。
 ランキングの総合1位は、前回に続き愛知県豊田市。富山市が2位、長野市が3位で続いた。(山田大輔)










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