函館市や市自衛隊家族会主催の自衛隊入隊予定者激励会が3日、市亀田福祉センターで開かれた。函館市出身の入隊予定者60人のうち31人が出席し、函館地方協力本部などがエールを送った。
自衛隊函館地方協力本部の大石徹郎本部長は「私たち自衛隊は、全国で発生するあらゆる災害など厳しい環境の中で国民の安全に努めなければいけない。入隊後は、誇りと夢を持って国民の期待と信頼に応えて」とあいさつし「入隊後は必ず失敗が続く。集団行動と元気なあいさつを心掛けて」とアドバイス。
入隊者を代表し、今春函館ラ・サール高校を卒業して防衛大学校に進学する三塚晃広さん(18)は「このような会を開いてもらえ、とてもうれしい。入隊後は国民の安全に努めていきたい」と決意を固めた。
最後は、函館地方隊友会の笹森時太郎会長が万歳三唱の音頭を取り、全員で士気を高めた。(柳元貴成)