今年もあと1週間となった25日、函館市谷地頭町の函館八幡宮(川見順春宮司)では、社殿や境内にたまった1年分の汚れを落とす「大すす払い」が行われた。神職が「忌竹(いみだけ)」と言われる長さ約5メートルのササを使い、天井やはりなどにたまっていたほこりを払い落とすなどした。
この日は午前9時に神職や巫女(みこ)が掃除を始める参拝をした後、約200畳の広さの拝殿の作業に入った。天井などに忌竹を当てて払うと「サー」という音が響くと同時にほこりが落とされ、続いて床や畳を掃き、きれいにした。
この後はしめ飾りを取り付けるなど、新年を迎える準備に入る。(山崎純一)