【北斗】今月16日に間質性肺炎のため入院先の病院で死去した高谷寿峰北斗市長(65)の市葬が21、22の両日、市総合文化センターかなでーるで、しめやかに営まれた。通夜、告別式と2日間で延べ2000人が参列し、故人の冥福を祈った。
22日の告別式では、僧侶の読経の後、葬儀委員長の滝口直人副市長(市長職務代理者)が人柄や功績を紹介し「高谷市長は47年間、身も心も旧上磯町、北斗市に捧げてきた。職員一同、市長の思いを胸に刻み、北斗市発展のために一致団結してまい進することを誓う」と追悼の辞を述べた。
高橋はるみ知事の代理で出席した窪田毅副知事、道市長会の菊谷秀吉会長(伊達市長)、渡島町村会の大森伊佐緒会長(木古内町長)、北斗市議会の池田達雄議長、市町会連合会の田畑定男会長がそれぞれ弔辞を述べた。
遺族を代表し、高谷市長の長男耕平さん(38)が「今、父を誇りに思い、そんな父に少しでも近づきたいという気持ちを新たにしている」とあいさつした。
高谷市長は11月27日から函館市内の病院に入院していたが、今月14日ごろから容体が悪化し、16日午前11時3分に亡くなった。(鈴木 潤)