【七飯】大沼で遊覧船を運営する大沼合同遊船(小泉真社長)は10日、11日からスタートする今季の営業を前に、遊覧船の下架作業を行った。
作業は午前8時半ごろから開始し、重機を使用して5隻の船を大沼へ下ろした。試運転も行い、万全の準備を整えた。
新型コロナウイルス対策として、乗船前には船内のアルコール消毒を徹底。船内や受け付けなどには次亜塩素酸噴霧器を設置し、空間除菌を欠かさずに行う。同社の川村晃也常務(60)は「家にいるとストレスがたまると思うので、リフレッシュしてもらいたい」と話す。
運航は12月上旬までの予定で、料金は中学生以上1120円、小学生560円。このほか、モーターボートやペダルボートなども用意している。駐車場は、大沼国定公園駐車場とユーカラパーキングが利用でき、5月末までは無料開放している。問い合わせは同社(0138・67・2229)へ。(北川隼夢)