5月5日の「こどもの日」に向けて、五稜郭タワー(五稜郭町43)に今年も巨大なこいのぼりがお目見えした。3匹のこいが地上70メートルを気持ちよさそうに泳いでいる。
同社で30年以上続くこの時期の風物詩。子どもたちの健康を願い、吹き流しとともに全長12メートルに及ぶ黒色の「真鯉」など3匹を揚げている。16日の函館は青空が広がり、3匹は穏やかな風に揺られていた。
18日以降には、青森県大間町のまちおこし団体「あおぞら組」が制作した「マグロのぼり」も加わる。同タワーは「北海道新幹線が開業し、青函の絆をさらに深めていきたい」としている。
掲揚は5月5日まで。時間は午前8時半~午後5時。雨天や強風の場合は中止する。(稲船優香)