沖縄県本部(もとぶ)町から贈られた「琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら)」が、今年も函館空港内の日本航空(JAL)搭乗手続きカウンターにお目見えした。雪に染まる函館に春を匂わせる便りが届き「日本一早いサクラの花」が、利用客の目を楽しませている。
JALと日本トランスオーシャン航空(JTA)が協賛する「第41回本部八重岳桜まつり」(同町、19日~2月3日)のPRとして、同町観光協会が毎年全国の空港へサクラを寄贈。今年も函館空港を含む国内23空港で、同町のサクラが楽しめる。
琉球寒緋桜は、沖縄や台湾などに分布。今回函館に届いたサクラは高さが約1メートルあり、濃いピンク色の花がカウンターを春色に染めている。日本航空函館支店は「例年だと見頃は到着後2、3日中となっているので、ぜひ見に来てほしい」としている。(野口賢清)