【七飯】中川石油(町大川1、中川弘規社長)は、国道5号沿いのガソリンスタンド「セルフ赤松街道」前に、冷凍食品の自販機4台を設置し、販売を始めた。新たな事業展開として自販機に力を入れ、全国的に有名な商品や、地元ならではの厳選食品など、幅広く提供している。
中川社長(44)が急拡大する自販機ビジネスに着目、ラーメンや精肉店の自販機などの視察を経て、新ビジネスとして乗り出す方針を決めた。4月18日にプレオープン、同22日にグランドオープンした。
2機種4台を設置し、かわいいキャラクターや一面に広がる虹のデザインが目を引く。最大34種類販売でき、現在は28種類を扱う。
久保田牧場チーズ研究所ミルクパーラー(町軍川)のアイスクリームや、焼肉物語牛若(函館)の味付けジンギスカン、おぐにビーフ(北斗)のサーロインステーキ、かにめし本舗かなや(長万部)のかにめしなど、価格は350円~3800円。また、新球場・エスコンフィールド北海道でギョーザを販売している「手打ち餃子天のびろく」(千歳市)のギョーザも。
24時間365日購入できる。中川社長は「『自販機ラボ』と銘打ってブランディングしているのは、道南初ではないか。給油の人はもちろん、地元にいながら遠方のラーメンやスープカレーなどが食べられるので、ぜひ利用してほしい」と話す。
問い合わせは自販機担当(080・2256・3777)へ。(山崎大和)