【七飯】秋の大沼を全身で満喫する町制施行60周年記念「2017北海道大沼グレートラン・ウオーク」(七飯大沼国際観光コンベンション協会主催)が15日、大沼湖畔などで開かれた。過去最多の2306人がエントリー。参加者は色づく木々を抜け、沿道からの声援を受けながらゴールを目指した。
今年で32回目。競技はランニングとウオークで、大沼湖畔1周コース(14・1キロ)、ファミリーコース(6・3キロ)に分かれて実施。今年はラン、ウオークともにファミリーコースの参加が昨年よりも目立った。
天候は快晴で、参加者はスタートの合図とともに勢いよくスタート。沿道には家族や地域住民らが詰めかけ、「もう少しだよ」「最後まで頑張って」などと声援を送っていた。ランニング湖畔1周を走り切った函館市の教員星野朋己さん(53)は「沿道からの応援がとてもうれしかった。今年からマラソンを始めて公式戦は3つ目の参加だが、大沼湖畔を気持ちよく走れた」と晴れやかな表情で語った。
ゴール後には大沼公園内で、カットリンゴや一口大のアップルパイなどの特産品が振る舞われた。(蝦名達也)