【七飯】東京五輪で正式種目に採用されている3人制バスケットボール「3×3(スリーバイスリー)」のリーグ「3×DAYS(スリーバイデイズ)」が15日、町ファミリースポーツセンターで開幕した。函館や北斗、七飯などの8チームがエントリーし、12月まで総当たりで戦う。
運営する七飯バスケットボール協会(高原朋哉会長)によると、3×3のリーグ設立は道南初。5人制の通常のバスケットボールより人数が少ないため、社会人でも集まりやすくして試合を盛り上げるのが狙いだという。
当初は8日開幕の予定だったが、北海道胆振東部地震の影響で1週間延期した。今後は毎月第2土曜に同センターで試合を行う。ルールなどを定めた上で、来年は2~5月、9~12月の2回開催する予定。
3×3はバスケットボールの半分のコートを使う分、スピーディーな試合展開が魅力で、10分の間に攻守が目まぐるしく入れ替わる。会場内には音楽が流され、プレーに熱中したり、声援を送ったりする選手たちの熱気に包まれた。選手は「時計が止まらないので、一瞬たりとも気が抜けない」「一つのパスミスが命取りになり、面白い」などと話していた。
高原会長は「今年はルールなど試験的な部分もあり、本番は来年からと考えている。来シーズンは、2シーズンの上位2チームの計4チームで年間チャンピオンを決めるのが理想。情報は協会のフェイスブックを参照してほしい」と呼び掛けている。(稲船優香)