函館大学アウトドア同好会(浦崎貴行部長、部員10人)の3年生6人が自動車販売のネッツトヨタ函館(美原2、船橋賢一社長)と連携し、道南をプラグインハイブリッド自動車(PHV)で巡る動画「俺たちのRoadTrip(ロードトリップ)」を制作した。縄文をはじめとする道南の文化や雄大な自然をPRし、観光振興などにつなげたい考えだ。
若者の視点から道南の魅力を発信するとともに、PHVを生かしたアウトドアの楽しみ方や災害時の活用方を伝えようと、部長の浦崎さん、猪野隆介さん、岩井優生さん、加藤滉基さん、濱野裕介さん、平澤魁人さんが企画した。
同社が販売する「トヨタプリウスPHV」を使い、大船遺跡(函館市)や恵山(同)、きじひき高原(北斗市)、かもめ島(江差町)などを周遊。ドローンを駆使した壮大な風景や6人の青春模様を描いた約4分の映像に仕上げた。また、PHVの電力を活用して調理をしたり、ヘアアイロンで髪をセットしたりするシーンも盛り込んだ。
5日夜、同校ベイエリアサテライトで試写会が行われ、関係者ら約20人が出席。船橋社長は「街を元気にしようとする若者たちの仲間に入れていただきうれしい。これからも若者のアイデアで函館を盛り上げてほしい」と激励した。
浦崎さんは「とても楽しく撮影できた。自分たちがアウトドアの活動を通して発見した道南の素晴らしさを若い人たちに伝えたい」と意気込んでいる。
動画は同社ホームページ(https://hakodate.netzーtoyotaーdealer.jp)で見ることができる。(金子真人)