25日午後9時にエントリー受け付けを開始した「2019函館マラソン」(7月7日開催)について、函館マラソン大会実行委は、27日午前9時現在の参加申し込み状況を明らかにした。フルの部が前年同期比27%増、ハーフの部が同6%増と好調な滑り出しとなっている。
事務局の市教委によると、参加者の申し込みは定員に対し、フルが60%(2400人台)、ハーフが44%(1700人台)に達した。フルは競技時間を10分間延長し5時間半としたほか、完走者にメダルを贈呈することが奏功した。
道外客の割合は同6ポイント増の53%、女性の割合は同0・5ポイント増の23・8%。前年同期は41都道府県のエントリーにとどまっていたが、今年は現時点で47都道府県全てのエントリーがあった。これで4大会連続で全都道府県からのエントリーを達成した。
海外客は同15%増となった一方、函館市は前年同様に出だしが低調。昨年は函館での大雪の影響で練習がままならず、エントリーの動きが鈍かったが、市教委は「今年は全体の出だしが良い感じに推移しており、函館市民も早めのエントリーをお願いしたい。道外客は宿の確保が前提になるが、在庫の早期リリースに引き続き努力する」としている。(山崎大和)