• 特集
    衆院選2024
  • 採用情報
    経理スタッフ

桔梗地区にブドウ畑造成 仏モンティーユ、年内に13・8ヘクタール取得

 函館市内でブドウ栽培とワイナリーの開設を計画している、フランスの老舗ワイナリー「ドメーヌ・ド・モンティーユ」のエティエンヌ・ド・モンティーユ社長が5日、市役所に工藤寿樹市長を表敬訪問した。モンティーユ社長は来年、桔梗地区の2・5ヘクタールにブドウの苗木を植える方針を明らかにし、工藤市長は国内外のワインメーカーを対象とした立地支援制度を検討する考えを示した。
 モンティーユ社長によると、今年末までに桔梗地区で南東、南西向きの13・8ヘクタールの農地を取得予定だという。ワイナリーの設置場所は観光客が多い西部地区を含め、あらゆる選択肢を視野に入れており「市と一緒に検討したい」と述べるにとどめた。函館産ワインの誕生は2024~25年ごろの見込みで、函館の名前を冠したラベルを貼る考えも表明した。
 また、モンティーユ社は今年、日本で最初のワイン醸造を開始。後志管内余市町のブドウを使い、岩見沢市の醸造所でワインを仕込んだとし「日本でできたワインを来年持ってきます」と市長に約束した。ワイン(ワイナリー)は6次産業化が成功しており、地域経済活性化の引き金になると強調した。
 市長は、モンティーユ社の進出が呼び水となり、サッポロビール(東京)が北斗市三ツ石に、大規模なワイン用ブドウ農園を造成することを紹介。「函館が日本のワインのメッカになるよう努力したい」と力を込めた。ワイナリー建設にあたり、市街化調整区域での有効な土地活用方法を検討する考えも示した。
 同社は世界的に知られるフランス・ブルゴーニュ地方の名門ワイナリー。世界中で新たなブドウの産地を探し、気候や土壌、地形などが適しているとして函館進出を決定。市も農地整備を支援するなど、全面的にバックアップしている。(山崎大和)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 函館市が魅力度1位 5年ぶり返り咲き、観光と産品高評価
      2. コンビニで下半身露出 容疑の21歳男逮捕
      3. 26歳男が元交際相手殴る 傷害容疑で逮捕
      4. 解体作業中の男性死亡 作業中にタイヤ破裂か
      5. 作業事故で死亡の男性、死因は多発外傷
      6. 衆院選2024/候補走る㊦向山淳氏(40)=自民・新 当たり前の感覚を政治に
      7. 清尚学院高、11月1日に生徒手作りのスイーツ販売
      8. ラ・サール高校で次年度から「進学型単位制」導入
      9. 鹿部中で「地域の先輩に学ぶ」 将来へのヒント学ぶ
      10. 函館選抜全道優勝誓う 学童軟式野球都市対抗戦

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      10月25日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト