• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 3/15
    函新ウイークリーレビュー
  • 3月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 求人情報
    記者、マーケティングスタッフ募集

桔梗地区にブドウ畑造成 仏モンティーユ、年内に13・8ヘクタール取得

 函館市内でブドウ栽培とワイナリーの開設を計画している、フランスの老舗ワイナリー「ドメーヌ・ド・モンティーユ」のエティエンヌ・ド・モンティーユ社長が5日、市役所に工藤寿樹市長を表敬訪問した。モンティーユ社長は来年、桔梗地区の2・5ヘクタールにブドウの苗木を植える方針を明らかにし、工藤市長は国内外のワインメーカーを対象とした立地支援制度を検討する考えを示した。
 モンティーユ社長によると、今年末までに桔梗地区で南東、南西向きの13・8ヘクタールの農地を取得予定だという。ワイナリーの設置場所は観光客が多い西部地区を含め、あらゆる選択肢を視野に入れており「市と一緒に検討したい」と述べるにとどめた。函館産ワインの誕生は2024~25年ごろの見込みで、函館の名前を冠したラベルを貼る考えも表明した。
 また、モンティーユ社は今年、日本で最初のワイン醸造を開始。後志管内余市町のブドウを使い、岩見沢市の醸造所でワインを仕込んだとし「日本でできたワインを来年持ってきます」と市長に約束した。ワイン(ワイナリー)は6次産業化が成功しており、地域経済活性化の引き金になると強調した。
 市長は、モンティーユ社の進出が呼び水となり、サッポロビール(東京)が北斗市三ツ石に、大規模なワイン用ブドウ農園を造成することを紹介。「函館が日本のワインのメッカになるよう努力したい」と力を込めた。ワイナリー建設にあたり、市街化調整区域での有効な土地活用方法を検討する考えも示した。
 同社は世界的に知られるフランス・ブルゴーニュ地方の名門ワイナリー。世界中で新たなブドウの産地を探し、気候や土壌、地形などが適しているとして函館進出を決定。市も農地整備を支援するなど、全面的にバックアップしている。(山崎大和)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 心房細動による脳梗塞を予防 道南初、手術成功 函病、ウルフ―オオツカ手術Ⅱ法で
      2. 感謝と思い出を胸に一歩 函館市内の小学校で卒業式
      3. 恩師と喜びを分かち合う 公立高校が合格発表
      4. MT水島興業が破産手続き開始決定
      5. キハ150形、函館地区で運行開始
      6. 函館市人事(4月1日)
      7. 北斗市市渡で車両火災、男性1人が軽傷
      8. 漢検優秀者を表彰 北斗のまなびラボ
      9. 【速報】松前町長選挙、新人2氏が届け出
      10. 最後の卒業式、母校に誇り 森尾白内小

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      函館新聞紙面

      3月19日の紙面

      SNS公式アカウント

      イベントカレンダー

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト