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ノーマイカーデー CO2削減量過去最大

 函館市は、市地球温暖化対策地域推進協議会が昨年9月14~20日の全市一斉取り組み期間に実施した、通勤、通学時の自家用車利用を控える本年度の「市民ノーマイカーデー」の実績をまとめた。7日間の参加延べ人数は前年度比131人増の944人となり、二酸化炭素削減量が同比858・7キロ増の2092・5キロと、過去最大の削減効果があった。
 地球温暖化防止に向け、二酸化炭素の排出量を抑制するのが狙いで、2012年度から毎年実施。一日以上、自家用車の使用を控え、バスや市電などの公共交通機関、自転車を利用して通勤や通学、買い物する。
 本年度は毎年恒例の環境イベント「はこだて・エコフェスタ」などと連携して参加者を募ろうと、初めて8月29日~9月30日の約1カ月間を実施期間に設定。このうち、一斉取り組み期間の実施報告書をまとめた。
 同協議会事務局の市環境部によると、今回の削減量は函館に住んでいる160世帯の1日分の二酸化炭素排出量に相当するという。車の使用を控えた総距離は前年度比4289キロ増の1万453キロ(北海道約3周半分)で、901リットル分のガソリン節約につながった。
 平均参加日数は4日で、期間中の交通手段は自転車が32・8%と最多。次いで徒歩28・6%、車の相乗りが15・1%となった。
 アンケート調査では、ノーマイカーデーが環境意識の向上に役立つかとの問いに、同比2・5ポイント増の76%が「とてもそう思う」「そう思う」と回答。本年度からは参加特典として消費カロリーを確認できるチェックシートを取り入れており、取り組みが「健康増進や運動不足解消に役立つ」との意見も多かった。一方で、市電やバスの利便性向上や参加促進に向けた大々的なPRが必要との声も寄せられた。
 同部は「新年度以降はより広報の仕方を工夫し、市民全体にノーマイカーデーを浸透させたい」としている。(蝦名達也)










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