函館市内の民間企業主導の産学連携組織「クリエイティブネットワーク」（笹谷努代表幹事）はアフターコロナの経済活性化を目指す市の観光ポスターを制作した。１９日に笹谷代表幹事、漆嵜照政副代表幹事、デザインを手掛けた函館高専４年の黒田桃瀬さんの３人が大泉潤市長を表敬訪問し、ポスター完成を報告した。
若い世代の力で函館を元気にする観光ポスターを目指し制作を企画。新選組結成から今年で１６０周年となることから、函館観光ＰＲ大使の二次元アイドルグループ「ＨＡＫＯＭＥＮ（ハコメン）」の土方歳三を起用した。デザインはキャラクターが引き立つよう背景にこだわり、波しぶきで活気づくまちの勢いを表現。「函館がさらに盛り上がるよう波を力強く描いた」と黒田さん。笹谷代表は「魅力あふれるポスターに仕上がった。国内外からさらに多くの観光客が訪れてほしい」と期待を込めた。
ポスターはＡ２判。同組織の会員企業で漆嵜副代表が社長を務める「函館五稜乃蔵」の新選組結成１６０周年記念ラベルの日本酒もＰＲする。大泉市長は「わくわくする良いデザインで、まちが盛り上がること間違いなし。市としてもどんどん活用していきたい」と述べた。（飯尾遼太）
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