北海道付近で強い冬型の冬型の気圧配置が続く影響で、19日の渡島・桧山は冷え込みが厳しくなった。気象庁の速報値によると、午後7時現在の最低気温は長万部氷点下13・7度、森同11・4度、今金同8・3度、函館市美原同8・2度だった。
函館市大森浜から湯川沖の津軽海峡では朝のうち、海面で湯気のような水蒸気が立ち上がる冬の風物詩「けあらし」が見られた。けあらしは海面水温より気温が低く、暖かい水面に冷たい空気が接して発生する。
函館地方気象台によると、20日の渡島・桧山地方は最高気温が氷点下3度で真冬日となる見込み。(山崎純一)