函館市熱帯植物園(湯川町3)で1日、恒例のサル山温泉が始まった。温泉につかり、気持ちよさそうな表情を浮かべるサルの様子を来場者が楽しんでいる。
同園では約50頭のニホンザルを飼育。温泉は同地区の源泉を利用しており、温度はサルたちが最も好む41度に調整している。
この日は雪が降る中、多くの来場者が、温泉につかり表情を緩ませるサルにカメラを向けたり、餌を与えたりして様子を楽しんでいた。鈴木一郎園長は「初日はシンガポールや香港、マレーシアなどの外国人観光客の姿も見られた。ぜひ今シーズンもたくさんの人にサルが温泉につかる姿を見て楽しんでほしい」と話す。
サル山温泉は来年5月のゴールデンウイーク前後までを予定。年末年始は29日から来年1月1日まで休園。入園料は一般300円など。開園時間は午前9時半~午後4時半。(野口賢清)