函館新聞社(小笠原金哉社長)は12日、編集局整理部の40代男性社員が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と確認されたと発表した。
男性社員は8日に37度台の発熱があり、9日に熱が下がったため出社していた。10日も出社したが午後に体調不良を訴え、市内の医療機関を受診した。11日は休み、12日も熱が下がらなかったことから午後にPCR検査を受診し、同日中に陽性と判定された。海外への渡航歴や感染流行地への移動はなく、10日以降は自宅で静養している。
男性社員は内勤で、マスクを着用しており、取材活動など一般市民と接触する業務には従事していない。同社は当該社員の職場の消毒作業を行ったほか、接触者の調査、特定を進めるとともに感染拡大防止に努めるとしている。