フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の販売が解禁された21日、函館日仏協会(若山直会長)は、五島軒本店で「ボージョレ・ヌーボー2019を楽しむ会」を開き、会員ら42人が待ち望んだ初物を楽しんだ。
イベントは、ボージョレ地区産のブドウで造られる新酒を楽しんでもらおうと、毎年11月第3木曜の販売解禁日に合わせ実施している。
会員でシニアソムリエの和田一明さん(和田商店代表)は「今年はフランスの夏の気温が高かったため、色や味が濃く、落ち着いた味に仕上がった」と説明。参加者は乾杯後、フランス料理や赤間蘭麝さんと白川奈央さんによるシャンソンを堪能しながら、新酒に舌鼓を打った。
若山会長は「毎年味が違うのもボージョレ・ヌーボーの魅力の一つ。フランスの人たちが一生懸命つくったワインを日本の多くの人に楽しんでほしい」と話していた。(金子真人)