函館市企業局交通部は25日、「開港160周年記念函館港まつり」(8月1~5日)に彩りを添える花電車の運行を始めた。祭り最終日まで華やかな車両が市内を駆け抜け、夏の一大イベントを盛り上げる。
花電車は3両体制。黒船や函館の風景をモチーフにしたものに加え、旧函館区公会堂を模したものには、青函ツインシティ30周年や戊辰戦争終結150周年を記念した装飾と中空土偶も配置した。祭りのムードを盛り上げる曲が流れ、法被姿の運転士が走らせる。
運行時刻は日によって異なり、雨天時は運休。港まつり期間は、市電全線を200円(小児100円)均一で運行。1~3日、5日は臨時ダイヤとなる。問い合わせは同部事業課(0138・52・1273)へ。(小杉貴洋)