函館市と道教育大函館校が主催するワークショップ「はこだてのおもしろマップでまちたんけん 今と昔を旅してみよう」が2日、市青年センターで開かれた。小学3~6年の10人が、函館のまちについて学習した。
市の「函館TOM向上推進事業」の一環。同校の山口好和准教授が講師となり、2~4年の学生も協力した。
初めに、函館の地図を36分割したパネルを組み合わせ大きな地図を制作。地図上に、学校や函館の主要施設の写真を並べた。最後は自分たちの好きな施設などを選び、チップが入ったシールを地図に張り付け、スマートフォンをかざし画面に写真が表示されるかを確認した。
このほか、市が制作した函館の良さが分かるDVDの鑑賞や、昔の函館の写真を使ったクイズを楽しんだ。道教育大附属函館小学校3年の亀山優季さん(9)は「大きな地図を作るのが楽しかった。函館のまちを勉強できた」と笑顔で話していた。(北川隼夢)