函館西署は15日、函館市総合福祉センターで「地域の絆で なごみあるまちづくりプロジェクト」の写真撮影会を実施した。郵便局・金融機関や教育機関、町会関係者など75団体から約200人が参加し、絆を深めた。
特殊詐欺や子ども・女性対象犯罪などの被害抑止のために昨年10月から開始した「地域ぐるみ活動」の一環。今年は「和(なごみ)」をテーマに活動している。
10月13日に開催した「ぼうはん なごみフェス2018inあいよる21」で函館西高校書道部の1、2年生13人が、中心に「和楽」と書かれた作品を制作。今回はその作品を囲んで撮影し、地域の輪を広げようと企画した。
同署の木村圭一署長は「犯罪を減らすには警察のみではなく、地域で連携が必要。このイベントで絆を深めるとともに、引き続き防犯活動への理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けた。撮影した写真は、今後の防犯活動に役立てていく。(北川隼夢)