• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 5/3
    函新ウイークリーレビュー
  • 5月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 動画ニュース
    「ロイヤル・プリンセス」函館に初入港
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

ハリストス聖堂、初の耐震診断 結果次第で補強工事へ

 国の重要文化財(重文)で、函館市元町のハリストス正教会の聖堂が8月下旬から、1916年の建築後初の耐震診断を行っている。100年以上の歴史ある建物で、同教会は「診断の結果、耐震補強の必要があれば2020年にも工事に取り掛かる」としている。
 重文を所管する文化庁は、11年の東日本大震災後から、建物を改修する際には耐震診断や補強を合わせて実施するよう所有者に求めている。
 同教会は、8月23日から耐震診断を実施。今月11日までに、れんが造りの壁の一部をくり抜くなどしてサンプルを採取した。専門業者が持ち帰り、調査結果をもとに工事計画を策定するという。診断の費用は約2400万円で、国が65%、市が17・5%を補助する。
 市教委文化財課の蛭子井慶治課長は「重文なので外観や内装は基本的に変えられないため、具体的な補強方法をしっかり考えなければ」と話す。
 同教会では、重文登録時から拝観献金として200円を設定。工事となれば多額な経費が掛かることから「今回の耐震補強工事へ向けて、観光客だけでなく身近な市民にも見ていただき、協力してもらいたい」と呼び掛ける。診断中も通常通り見学可能。
 聖堂は、日本で初めて設置されたロシア領事館の付属聖堂(1860年)が発端。1907年の函館大火で焼失後、16年に再建、83年に重文に指定された。(三好若奈)










      最新記事











      休日当番医
      渡島・檜山管内
      休日当番医(5月4日)

      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. ロイヤル・プリンセス函館初入港 乗客3340人観光へ
      2. 北斗死亡事故、死因は内因死
      3. 商業施設でTシャツ盗む 容疑の女逮捕
      4. 満席の観客を魅了 道南小中校の23吹奏楽団が熱演
      5. スタートライン2024④/サテライト百楽園職員・酒井芽衣さん(20)「入居者の心の支えに」
      6. 湯の浜ホテルが客室をリニューアル
      7. Sイーグル引き分け サッカーカブスリーグ
      8. 函館市電「十字街」電停、12月に移設へ 函館駅寄りに
      9. 色彩きらめく木古内の春 シバザクラ、チューリップ見頃
      10. 北斗で乗用車の単独死亡事故

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      5月 3日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト