函館市内で7月2日に開かれる「2017函館マラソン」(道南陸上競技協会など主催)を前に、ランナーに提供する「はこだて冷やし塩ラーメン」の試食会が21日、らぁめん無限(花園町、木村恵輔店主)であった。味や提供方法を確かめ、大会準備は大詰めを迎えている。
マラソンでのラーメン提供は昨年に続く第2弾で、無限、麺てっぺん(桔梗1、岡田圭司店主)、らぁめんめんきち(日吉町3、佐藤裕治店主)が共同開発した。
昨年は麺が短く、味付けもジュレタイプで700食を提供したが、今年は昨年の3倍近い2000食を用意。麺の長さは通常と変わらず、あっさりした鶏ガラスープを使い、函館産ガゴメコンブ、チャーシュー、ウズラの卵、ネギをトッピング。出口製麺(函館)製の麺の量は普通サイズの8分の1の15グラムで、一口で食べられる。
36キロ地点の第10エイド(緑の島)で提供する。木村さん(37)は「本格的な函館塩ラーメンを提供し、函館のラーメンのレベルの高さを感じてほしい」と話している。(山崎大和)