函館八幡宮(函館市谷地頭町、中村憲由樹宮司代務者)で25日、初詣に並ぶおみくじや破魔矢(はまや)などの縁起物づくりが始まった同八幡宮敬神婦人会(勝又チカ会長)の会員約40人が集まり、参拝客の幸せを願って和気あいあいと作業を進めた
会員は、身と心を清めるという意味でかっぽう着を着用おみくじは丸めて輪ゴムで止め、破魔矢には来年の干支(えと)のさるが描かれた絵馬を取り付けていた
勝又会長は「神さまからのお恵みと先祖に感謝し、世のためにご奉仕するのが私たちの務め来年も幸せで明るい世の中になるよう、楽しく作業したい」と話していた
奉製作業は26日も行い、破魔矢3000本、鏑矢(かぶらや)350本、おみくじは100円と200円の計5万本、お札8000枚を用意するおはらいを受けた後、正月の参拝客の手に渡る(稲船優香)