道教委は25日、文部科学省が4月に全国で行った全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の管内別平均正答率を公表した渡島、桧山で道教委が目標とする「全国平均以上」を達成したのは、小学6年が渡島の国語Aの1科目、中学3年は桧山の数学Aなど4科目となった
テストは、渡島は小学校91校の3023人、中学校49校の2959人、桧山は小学校22校297人、中学校13校314人が参加国語、算数・数学は、基礎知識を問うA問題と応用力をみるB問題で、3年に1回行う理科はAとBを合わせた問題が出された
小学6年は、渡島の国語Aが70・7%と全国を0・7ポイント上回ったほか、算数Aは両管内が全道を1・1~2・0ポイント上回った一方、算数Bと理科は両管内とも全道を下回った
中学3年は、昨年度の調査で渡島、桧山ともに全科目(国語、数学)で全道平均を下回っていたが、桧山は数学Bを除く4科目で全国平均を超えた
また、道教委は市町村別の概要も公表同意した135市町村のうち、道南では函館や北斗、森、乙部など9市町の結果が道教委のホームページに掲載されている(稲船優香)