渡島総合振興局は、若者の未婚・晩婚化を食い止めるため、既婚者から思い出に残る「幸せエピソード」を募る事業に乗りだした結婚や子育てに関する肯定的なエピソードをホームページやリーフレットで広く発信し、少子化問題の解決につなげる考えだ
同振興局の若手女性職員グループが発案、本年度の独自事業(予算額15万5000円)として取り組む「結婚」と「子育て」の2部門あり、30~500字で応募結婚は出会い、プロポーズ、結婚式を経て、仲良く暮らす中で夫婦の素晴らしさを、子育ては出産や誕生日、入学、卒業、受験、成人、就職など人生の節目に家族が喜びを共有した瞬間を文章で表現する
既婚者で、北海道に関わりのある人なら誰でも応募できるすてきなエピソード(匿名可)は同振興局ホームページで公表するほか、リーフレットにまとめ函館市内の大学生に配る予定同振興局は「函館は離婚数が全道、全国を上回っており、結婚を否定的に考える若者も少なくない独身者が結婚や子育てに前向きなイメージを持つきっかけにしたい」(地域政策課)とする
募集は11月15日まで郵送(〒041・8558、函館市美原4の6の16、渡島総合振興局地域政策課内、おしま「幸せエピソード」事務局)またはファクス(0138・47・9203)、メール(oshima.chisei2@pref.hokkaido.lg.jp)で問い合わせは同課(?47・9429)へ(山崎大和)