全国の中高生が海の素晴らしさを表現する「海の宝アカデミックコンテスト2021全国大会」(11月6日・北大大学院水産科学研究院)に向け、同研究院は函館空港1階中央ホールで、海洋環境問題をテーマにした動画を放映している。昨年のコンテストの優秀作品の中から6作品を紹介し、コンテストの魅力を発信している。31日まで。
コンテストは、日本財団(東京)の「海と日本プロジェクト」の一環。空港でのPR活動は、コンテストが始まった2016年から毎年実施している。今年は「2021海峡の夏・空から考える私たちの海の宝」と題し、10分24秒の動画を放映。岡山学芸館高校の「児島湖から学ぶ環境保全」、知念高(沖縄県)の「サンフラワープロジェクト」など6作品の発表内容が見られる。
動画のほか、布ポスター2枚、応募者全員に贈る記念品の日本手ぬぐい(17~20年分)も展示している。
同研究院マリン・ラーニング事務局は「空港を訪れた中高生にコンテストへの興味を持ってもらい、応募(9月21日まで)につながれば」と期待する。問い合わせは事務局(0138・40・5544)へ。(山崎大和)