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函高専に「人工知能研究会」発足 コンテスト出場目指し活動

 函館高専(伹野茂校長)にこのほど、AI(人工知能)を研究する愛好会「人工知能研究会」が発足した。道内の高専で同様の愛好会が誕生するのは珍しく、同会は当面、全国の高専生を対象にした「ディープラーニングコンテスト(DCON)2020」への出場を目指し活動する。同校は将来的にはAIを実用化できる人材の育成にも寄与したい考えた。
 同会は、ロボット工学が専門で同高専生産システム工学科の中村尚彦准教授が顧問を務め、1~2年生計10人が参加して今春に活動を開始した。AIの教本を活用して知識を深めたり、プログラミングを学びながらコンテスト出場に向けて作品の構想を練っている。
 DCONは、「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品によって生み出される事業性を競うもので、1、2次審査を経てようやく本選に出場できる。ただ、経験が乏しい1、2年生の出場は困難も多く、メンバーは知恵を絞り合っている。同会では2チームが出品する予定で、夏休み中の28日にも学校と遠隔地の生徒をインターネット電話サービスで結んで、この日は8人がそれぞれの意見を評価し合った。
 顧問だけでなく、同高専OBで光学機器製造会社「ミラック光学」(東京)の三谷祐輔さんも活動を支援している。苦慮する後輩には「似たようなアイデアが以前からあるかもしれないという意識をしながら考えると、自分らしさが追求できる」とアドバイスした。
 函館市は産学官連携でAIの活用を目指す「はこだて未来AIビジョン」を策定。同会の取り組みにも注目が集まっている。中村顧問は「学校の強みでもあるものづくりを生かしつつ、AIの知識を増やして取り組みを充実させたい」と意気込む。
 DCONに向けて今後も週2回程度学習を続けるという。生産システム工学科電気電子コース2年の石黒大翔さん(16)は「将来的にはAIを活用した製品を作りたい。今は技術力、知識力すべてで足りない現状なのでどん欲に学んでいきたい」と話している。(小杉貴洋)










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