【北斗】北斗市内の茂辺地川特設会場で3日に開かれる茂辺地さけまつり(実行委主催)に向け、函館水産高校(亀山喜明校長)水産食品科の生徒40人が10月31日、会場で販売する「さけとばチップス」の袋詰め作業を行った。
さけとばチップスは生徒たちが茂辺地、当別地域で水揚げされたサケを原料に実習授業で製造したもので、2016年から同まつりに出品している。
今年は10月10日から製造に着手。魚体の内臓処理や調味料漬けなどすべての作業工程を生徒が行い、同校オリジナルの魚醤(ぎょしょう)を使い、味付けしている。
袋詰め作業は、4グループに分かれて行い、生徒たちはスライスされたとばを計量器で量りながら均等に小分け。さらに袋に詰め、ラベルを貼るなどし、手際よく作業をこなしていた。約500袋分を詰め、このうち約250袋分を会場で販売する。価格は200円。
指導に当たる星澤克幸教諭は「地元のサケを使い、生徒が最初の工程から丹精込めて作った。ぜひご賞味を」とPRする。
茂辺地さけまつりは午前9時50分スタート。サケのつかみ取り(参加費100円、午前11時、午後1時5分)、「さけ鍋」の無料振る舞い(1000食限定)、歌手のステージショー(午後0時半)などが行われる。
問い合わせは実行委事務局(0138・73・3111)へ。