【北斗】樹齢300年のしだれ桜で知られる法亀寺(市向野)をはじめ市内4カ所のサクラの名所をつなぐ「北斗桜回廊」(市観光協会主催)が22日に開幕する。今年は開花が早いと予想され、昨年よりも開始時期を早めた。主催者は「きれいなサクラを楽しんで」と来場を呼び掛ける。5月7日まで。
会場は、法亀寺のほか、「大野川沿い桜並木」(本町)、「松前藩戸切地陣屋跡桜トンネル」(野崎)と、道道上磯峠下線沿いの「清川千本桜」。期間中は午後6時半から千本桜以外の3会場を、同8時半(法亀寺)、同9時(大野川、陣屋跡)までライトアップする。
昨年は約6万5000人以上が来場した、春の一大イベント。期間中は戸切地陣屋跡会場で北斗陣屋桜まつり(22日、市商工会青年部主催)、お花見屋台(23日~5月7日)を開催。大野川沿い桜並木近くの「せせらぎ温泉」では桜回廊期間中「花見風呂」と銘打って館内にサクラの飾りつけを施し、お花見気分を盛り上げる。
期間中は、クーポン付きスタンプラリー(4月22日~5月31日)を実施し、新函館北斗駅発着のタクシープラン(4月22日~5月7日、オリジナルグッズ付き)も用意した。申し込み、問い合わせは市観光協会(0138・77・5011)へ。(神部 造)