【大阪】第37回全日本小学校バンドフェスティバル(全日本吹奏楽連盟など主催)が17日、大阪市の大阪城ホールで開かれ、本道代表として出場した北斗上磯小吹奏楽部が最高賞の金賞を受賞した。木古内小吹奏楽部は銅賞だった。
フェスティバルには全国11支部から36団体が出場。上磯小を含め11団体が金賞を受賞した。
21年ぶり4度目の出場の上磯小は後半の部13番目に登場し、今年度コンクール曲として取り組んだ「ガーシュイン!」を熱演。顧問の古川典之教諭は「コンサートホールと違う大会場のアリーナなので音の響きを心配したが、最高の演奏ができた。部員もやりきった表情を見せていたので良かった」と話した。
95~97年に出場した時の顧問だった同校の高橋徹校長も「素晴らしいの一言。子供たち、保護者がよく頑張った」とたたえた。
初出場の木古内小は後半の部10番目に登場し、「東北地方の民謡によるコラージュ2011」を演奏。顧問の五十嵐大教諭は「全国レベルを実感した。その中で悔いのない演奏ができたので部員たちにはこの経験を糧にしてほしい」と話した。(鈴木 潤)