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初春巴港賑 名場面〝役者〟に大喝采

 道南各界の名士が出演する市民歌舞伎「初春巴港賑(はつはるともえのにぎわい)」第38回公演(実行委、函館市文化・スポーツ振興財団主催、函館新聞社など後援)が14日、函館市民会館で開かれた。歌舞伎十八番の名作「勧進帳」などが演じられ、満員となった1370人の観客を楽しませた。
 幕開けの「口上」では、三戸部正行渡島総合振興局長、逢坂誠二衆院議員、前田一男衆院議員、久保俊幸函館商工会議所副会頭、今均実行委員長(医療法人大庚会理事長)らが、3月の北海道新幹線開業を機に道南の発展へ全力を傾ける意気込みなどを述べた。
 恒例の「白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場」は日本駄右衛門ら5人の盗賊が七五調の言い回しで生きざまを語り、捕り手との戦いを制し、ポーズを決めた。続く「寿春巴初舞(ことほぐはるともえのまいぞめ)~春夏秋冬」には13年ぶりに函館邦楽舞踊協会が出演し、四季や春を迎える喜びを艶やかに舞った。
 「勧進帳」は、源義経が源頼朝からの逃亡を成功させるため、安宅の関(石川県)で、偽の勧進帳を読み上げる武蔵坊弁慶と関守の富樫左衛門の「山伏問答」や、富樫がみせた情け、酒を飲んだ弁慶の「延年の舞」といった見どころに大きな拍手が起こった。
 この日はバレンタインデーとあって、幕間には演者が客席に降りてチョコレートを配るサービスや、監修を務めた歌舞伎俳優大谷桂三さんのおいにあたる歌舞伎俳優・尾上松也さん、親交のある大相撲の大関・琴奨菊関らのビデオレターも披露された。
 大谷さんは「来年は松也が稽古から入り、この舞台でごあいさつすることになると思う。これからも初春巴を市民の風物詩としてご認識、ご声援をお願いしたい」と話した。(山崎純一)










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