7~13日の世界緑内障週間に合わせ、函館眼科医会(江口秀一郎会長)などは8日、五稜郭タワーを緑内障のシンボルカラーである緑色に点灯する「ライトアップinグリーン運動」を展開し、緑内障の早期発見の大切さを啓発した。
世界緑内障週間は2008年から始まった国際的なイベント。市内では2018年から毎年、同週間に合わせてライトアップしている。
中途失明の原因で最も多い疾患と言われている緑内障は、早期発見や治療の継続などにより、失明に至る確率は大幅に低下する。啓発運動を通じ緑内障を広く知ってもらい、眼科受診を促すことで早期発見につなげる。江口会長は「ライトアップをきっかけに定期的に検診を受ける人が増えてくれれば」と話している。
ライトアップは9日も午後6時~9時に予定されている。(木村京子)