函館市内で中元商戦が熱を帯び始めた百貨店や大型スーパーは、続々とギフトセンターをオープン地元産の商品を豊富に並べ、消費税引き上げ以降、伸び悩む売り上げの回復を目指している
棒二森屋(若松町)は18日、ギフトセンター開設に合わせ、出陣式を開いた岩岡正剛店長が「力を合わせ、道南と青森の連携商品を売り込んで勢いをつけよう」とあいさつ続いて新入社員が音頭をとり、そろいの法被を着た約60人の従業員が「ガンバロー」を三唱、売り上げ目標の達成を誓った
同店は、ギフト商品を約700点用意新企画の「北海道新幹線開業記念応援ギフト」は、道南の名産品など113点を並べ、売り上げの一部は市新幹線開業記念イベント実行委に寄付する
テーオーデパート(梁川町)は12日にギフトセンターを設置し、約700点を紹介1990円、2990円の低価格で提供する麺類や菓子などが人気だという
ダイエー上磯店(北斗市七重浜)は、ひと足早く5月28日から、店内に商品とカタログを並べた担当者は「売れ筋はメロンやゼリー2玉1万円のマンゴーなどもお薦め品として紹介したい」としている
丸井今井函館店(本町)は24日に会場を設け、約1900点を並べる予定担当者は「地元産を集めた道南ギフトを展開する地域の自慢の商品を相手に贈るという需要は年々高まっている」と話す
各店では、中元商戦のピーを7月10日前後と見込んでいる(山田大輔)