道南いさりび鉄道(小上一郎社長)などは4日、同鉄道との思い出が詰まった写真を車内に展示する「メモリアルフォトトレイン」の運行を始めた。道内外の30人から49点の写真が寄せられ、乗客の目を楽しませている。
3月26日に開業1周年を迎えるとともに、利用者に車内で楽しく過ごしてもらおうと企画。「私と道南いさりび鉄道との思い出」がテーマで、集まった作品は5月8日まで、ながまれ号の車内に展示する。
車内には日本旅行の観光ツアーの様子を切り取った写真や、沿線から撮影された海沿いを走るながまれ号の写真などが並び、関心を集めていた。木古内町から通学で同鉄道を利用するという函館西高校2年の女子生徒(17)は「木古内で撮影された写真もたくさんあり、見ていてすごく楽しい」と話していた。
運行時間は同社ホームページ(http://www.shr―isaribi.jp/)で確認できる。(野口賢清)