湯の川温泉街の冬の夜を幻想的に彩るイルミネーションイベント「湯の川冬の灯り」(実行委員会主催)が29日、始まった。「和とモダン」をテーマに、温泉街を訪れた人を楽しませる。
今年で7回目。来年3月26日の北海道新幹線開業10周年に合わせ、3月31日までのロングランで開催する。足湯「湯巡り舞台」をメイン会場に、鮫川沿い歩道に組子細工の文様をモチーフにした灯籠や、イルミネーションを配置した。
イベントは函館市と弘前市が展開する「ひろはこ冬の観光キャンペーン」とも連携。12月1日から来年3月22日の期間中、花びしホテル、湯の浜ホテル、イマジンホテル&リゾート、湯元啄木亭の4館で有料の日帰り温泉を利用した客には、バーチャルアイドル「雪ミク」をデザインした「オリジナル御湯印」を1枚プレゼントする。御湯印は全4種類あり、ご湯印のみを1枚500円で購入できる。
西村有人実行委員長は「和モダンのイルミネーションを、足湯につかりながら楽しんでほしい」と呼び掛ける。
点灯時間は毎日、日没から午後10時まで。問い合わせは湯の川温泉旅館協同組合内の実行委員会事務局(0138・57・8988)へ。(市丸和秀)



