千釜組が銀行取引停止、負債額7億円 2018年3月2日 3時00分 【八雲】事業停止中だった建築工事業の千釜組(八雲町東雲、秋松正人社長)が2回目の不渡りを出し、銀行取引停止となったことが1日、分かった。東京商工リサーチによると、負債額は7億円。 同社は1958年創業、87年設立。97年をピークに、官公庁や地元の水産加工業などから受注を伸ばしたが、利益率の低下が続き、借入金に依存。1月11日には秋松社長と連絡が取れなくなり、本社には「1月25日をもって廃業する」旨の張り紙が掲示されていた。その後も債権者への支払いが滞り、今回の事態に至った。